鎌田城跡ハイキングコース整備

 

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鎌田城跡と松川湖を巡るハイキングコース 新道整備について

鎌田城跡 

 松川が松川湖と接するあたりの左鎌田城山外観.jpg岸に位置する城山は、海抜319メートル。南西に開けた急峻な山容の山頂部分に「鎌田城」の遺構がある。四周を急斜面に囲まれた要害の地である鎌田城祉は、山頂の本丸を中心にして階段状に設けられた主郭と深い空掘や土塁などが巧妙に配置された戦国時代の山城であり、後北条氏による築城法を明瞭に残す静岡県下でも有数の戦国城郭といわれている。

八代田の集落から城山の頂上まで徒歩約1時間ほどの距離にある城跡は、樹木が繁り伊東市街地方面の展望は遮られているが、南西側は眼下に松川湖を望み、大室山や天城の遠望にも優れた景勝の地である。

新道整備の経緯

NPO法人まちこん伊東では、この地域が市街地からも近く周辺には、松川湖・万葉の小径・奥野の大滝など見所も多く、現存する八代田側から城跡までのルートに加え、<松川湖側からのルートを新設する>ことによって、このエリアが松川湖と貴重な歴史遺産である鎌田城跡を生かした<歴史遺産と松川湖を巡る豊かな自然>を楽しむ身近な健康回復コースとして価値高いものになると思われた。

松川湖側からのコースを新設する事は、八代田⇔鎌田城跡⇔松川湖⇔万葉の小径等の周遊を可能とし、城山と松川湖を含む広い地域が一体として活用できるようになる。また安心して歩けるよう、案内版の設置・城址の環境整備などを行うことによって、市民だけでなく観光客にも親しまれる伊東の魅力ある財産として活かす事が出来ると考え計画を進めてきた。鎌田4・7城址から見る松川湖1.jpg

新道整備につき、松川湖管理事務所入り口のバイパストンネル手前から城山へ至る尾根の途中まで、鎌田共有財産管理委員会の共有道路敷地が未整備の状態で存在する事が確認できた。その敷地をハイキングコースとして開発・整備する事で共有財産管理委員会に提案し、お願いしてきた所、昨年(平成13年)共有財産管理委員会・地権者の方々のご理解を頂き、境界の確認を行うと共に、ハイキング路として使用する事の了解を得た。

早速、平成14年1月12日より市民にも呼びかけ作業を始めた所、地元住民・まちこん会員・他、多くの協力者を得る事ができ、毎月2日間だけの作業であるが予定以上に進行する事が出来た。また、城址の樹木伐採、間引き、展望地点の下刈り、案内板の設置なども行った。

<安全で歩きやすい>を重視した道造りと、炭焼き跡・金鉱跡等の見学ポイントを設け、案内板の製作・設置も専門家の協力を得て実施する事が出来た。

 平成14年4月事故も無く、多くの方々の協力と人力のみで造った<鎌田城跡ハイキングコース>が完成した。 

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